弁理士試験

【2023年】弁理士試験の通信講座・予備校を合格者が徹底比較

悩んでいる人

弁理士の通信講座の数は多すぎる…

通信講座はどれがいいのか…悩むなあ。

おすすめを教えてほしい。

こうした疑問に答えます。

士業男子やま

結論から言うと、弁理士の通信講座でおすすめは4つあります。
4つの通信講座はそれぞれ特徴があるのであなたに合ったものを選ぶことをおすすめします。

4つの通信講座とは、以下のとおり。

おすすめの通信講座

「資格スクエア」

料金が安く、講座の質も高い。これ一本でも合格を狙える。
資格スクエアの弁理士講座のお申込みはこちらから!

「アガルート」

料金が安い。民法対策もあるため文系出身者におすすめ。

アガルートの弁理士試験講座のお申し込みはこちらから!

「スタディング」

圧倒的な料金の安さ。論文対策に若干の不安があるが合格者あり。
スタディングの弁理士講座はこちらからお申し込みできます!
「LEC」

通信講座が合わず通学講座をとりたいならおすすめの老舗。

 

士業男子やま
本内容ではこれらの4つの通信講座に厳選して、おすすめの理由を弁理士試験合格者の筆者が答えます。

 

士業男子やま

この記事を書いている人

目次

弁理士試験に通信講座をおすすめする理由

士業男子やま
このブログでは弁理士試験勉強は通信講座をおすすめしています。

まずはその理由を解説します。

 

弁理士試験の勉強法はおもに以下の3つがあります。

  • 独学
  • 予備校に通学しながら勉強
  • 通信講座を利用して勉強

たいていの受験生は社会人だと思います。

仕事と両立の上で、独学は非常に効率が悪くおすすめしません。

 

次に、通学講座ですが、こちらも通学にかかる時間も大変であり、社会人にとって不利です。

 

弁理士試験の合格には3,000時間もの膨大な勉強時間が必要です。

1年で資格の取得を目指すなら1日8時間、1年半であれば少なくとも5〜6時間の勉強時間を確保しなければなりません。

 

オンラインで受講できる通信講座なら、移動時間がなく好きな時間に好きな場所で勉強できます。

通学にかかるコストも大幅にカットでき、節約になり経済的にもメリットが大きいと思います。

弁理士の資格取得を目指すなら、通信講座の受講をおすすめします。

 

実は弁理士試験の通信講座の数はたくさんあります。

その中でもこのブログでは通信講座のおすすめを4社紹介します。

 

弁理士試験の予備校・通信講座を徹底比較

おすすめの通信講座と料金は以下のとおり。

スタディング アガルート 資格スクエア LEC
料金 79,800円 178,000円 270,000円 495,000円
コース名 弁理士 基礎・短答・論文 総合コース 総合カリキュラム 基礎・短答・論文パック 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括【通信】

 

一昔まえであれば弁理士の通信講座の費用は40万円以上が当たり前でしたが、今は価格破壊がすすんでいます。

上記の表をみていただくと

スタディングの通信講座の費用が破格の安さになっています。

講座費用が79,800円となっており、資格スクエアの通信講座の費用でも270,000円、アガルートの通信講座の費用でも¥178,000と比較してもかなりの価格差があります

では価格だけで講座の選択をしてしまってよいのか。

教材の質や合格実績はどうなのか。

以下に、それぞれの通信講座をくわしく見ていきます。

弁理士試験の予備校・通信講座「LEC」

 LEC(「1年合格ベーシックコース」)のメリットとデメリットは以下のとおりです。

ポイント

■メリット

  • 合格者数の実績が高い
  • 講師陣の質に定評がある

■デメリット

  • 価格(1年合格ベーシックコース)が高すぎる。

 「LEC」はあらゆる予備校の中で最も合格者数を輩出しています。

 合格者数を多数輩出しているのは厳選された質の高い講師陣が揃っているからです。

 筆者もLECにお世話になり、1発合格させてもらいました。

 このためLECだと安心して勉強できるというメリットがあります。 

 

「LEC」

通信講座が合わず通学講座をとりたいならおすすめの老舗。

【2023年】LECの弁理士の評判・口コミは最悪か最高か!?

 

 しかし、LECの価格は高すぎるところが難点です。

そこで、料金と講座の質のバランスがとれたものに、「資格スクエア」があります。

弁理士試験の予備校・通信講座「資格スクエア」

 資格スクエア(「基礎・短答・論文パック」)のメリットとデメリットは以下のとおりです。

ポイント

■メリット

  • 大手と比べると安い価格(¥270,000)
  • 合格最年少を輩出しているなど新鋭ながら実績は高い
  • オンラインの学習システムが充実しており、忙しい社会人でも勉強しやすい

■デメリット

  • 大手と比べると知名度が劣る

 「資格スクエア」の特徴は、価格が「¥270,000」です。

 大手予備校の価格に比べるととても安いです。

 そうすると、大手予備校に比べて教材の質が悪いのではないかという印象を受けます。

 これに対し、資格スクエアの弁理士講座の合格者の声を抜粋します。

菊池先生:
講義では、原則を丁寧に講説明してくださるので、例外が明確に理解できました。
1年目に他校で勉強をしていたときは、重要なところがどこかわかるが全体の中での位置づけがわかっていませんでした。

菊池先生の講義で、それまで点でしかなかった知識がつながり体系的な理解ができました。

菊池先生は、厳しさの中にも温かさを感じ、受講生のことを真剣に考えて下さっていると感じました。

林先生:
受講生に寄り添った指導をして頂きました。
趣旨を整理して学習することができる講義で大変助かりました。板書もわかりやすかったです。

青本講座は短答式試験後によく講義を聞いていましたが、趣旨がよくわかるためもっと早めにやっておいてもよかったと感じています。

青本レジュメは、5段階でレベル分けもされているので、強弱をつけた勉強ができ助かりました。

参考:https://www.shikaku-square.com/benrishi/interview_2019_1

 実際に、筆者も資格スクエアの有料の弁理士講座を受講しました。

 受講した感想はこちらで解説していますが、結論を言うと、弁理士試験の最大の難関である論文試験の対策が充実しており大手予備校の質にひけをとらない印象です。(筆者はLECを受講。)

 

 論文の解き方と書き方にわけて解説しており、アウトプット用の演習も多めです。

 また、資格スクエアは他の予備校にない便利なオンライン学習機能があるのもポイントも高いです。

  • レジュメ※講義動画と一緒にオンラインで表示される。自分でマーカなどもつけられ、簡単にノートが作れる。
  • 質問 ※オンラインで可能。わからないことがすぐに解決できる

 以上のように、資格スクエアの利点は、学習の全てがオンラインで完結することであり、テキストを持ち込まなくてもよく、電車などの隙間時間を有効活用できます。

 このため、特に、忙しい社会人にとっておすすめです。

資格スクエアの弁理士講座のお申込みはこちらから!

 

しかしながら料金をもっと安く抑えたいとか、論文試験の選択試験の対策もしたいという方もいるかもしれません。

そこでそういう方におすすめなのがアガルートです。

 

弁理士試験の予備校・通信講座「アガルート」

アガルートの弁理士講座のメリットとデメリットは以下のとおりです。

ポイント

■メリット

  • はるかに安い価格
  • 他資格の講座では合格実績が高く、評判も高い
  • オンラインの学習システムが充実しており、忙しい社会人でも勉強しやすい
  • 合格者全額返金制度あり

■デメリット

  • 質問への対応サービスがない

アガルートは、費用がはるかに安めであり、今勢いのある資格講座です。

弁理士以外の講座の教材の評価は高く、合格実績も高いことが特徴です。

フルカラーでわかりやすいテキストに定評があります。

おまけに講師が弁理士試験だけでなく司法試験も合格しているため民法対策もあります。

 

特に文系出身者で選択試験も必要なかたにおすすめです。

アガルートの弁理士試験講座のお申し込みはこちらから!

 

さらに料金を安く抑えたいなら「スタディング」がおすすめです。

弁理士試験の予備校・通信講座「スタディング」

 スタディング(「総合コース」)のメリットとデメリットは以下のとおりです。

 

ポイント

■メリット

  • 圧倒的な安さ

デメリット

  • 論文のアウトプット量が少なめ

 スタディングの特徴は、価格が圧倒的に安いことです。

 ただし、無料で見られる動画と講座内容を僕がうけてみたところ、論文対策のアウトプット量は少なめの印象を受けました。 

 このため、これだけで弁理士試験に合格することはやや難しいかもしれません。

 ただし、答練や模試を受けたりしてアウトプットを高めたり工夫次第でなんとかいけそうです。

>>スタディングの弁理士講座はこちらからお申し込みできます!

 

ここでそれ以外の予備校・通信講座も紹介しておきます。

弁理士試験の予備校・通信講座「代々木塾」弁理士超効率法 凝縮塾」全員合格!吉野ゼミ」

参考

「代々木塾」

弁理士に特化した専門校。通学・通信のいずれもあります。通常料金339,900円(通学・通信)のようです。

「弁理士超効率法 凝縮塾」

スタンダードコースで450,700円~。2018年度以降サイトは更新されていないようです。

「全員合格!吉野ゼミ」

ブログから申し込みできます。ゼミ形式です。価格は不明?です。

 

弁理士試験の通信講座・予備校のおすすめを比較すると?

価格(40点) 教材・講師の質(40点) 勉強し易さ(20点) 総合評価(100点)
①LEC 20点 40点 15点 75点
②資格スクエア 30点 40点 15点 85点
③アガルート 35点 35点 15点 80点
④スタディング 40点 25点 10点 75点

 以上を弁理士試験の予備校・通信講座を紹介しましたが、価格・教材・講師の質・勉強し易さなどから、おすすめは「LEC」「資格スクエア」「アガルート」「スタディング」の弁理士講座に絞られるでしょう。

 

 「LEC」は僕が受験生のころに利用した時の感想であり、「資格スクエア」は有料の弁理士講座を受講させてもらった時の感想であり、「スタディング」は無料の弁理士講座を受講させてもらった時の感想です。

「アガルート」については未受講ですが、ホームページや口コミを参考に点数を出させていただきました。

 選ぶポイントは、「価格」「教材の質」「勉強のしやすさ」です。

 点数化してみると上の表のようになります。

 LECは価格がネックであり、スタディングはアウトプット量がネックであるので点数は低めにしました。

 結論からいうと、今では資格スクエアが一番バランスがよくておすすめといえるでしょう。

資格スクエアの弁理士講座のお申込みはこちらから!

 

 もし筆者が今の受験生であれば、資格スクエア一択でしょう。

資格スクエアの弁理士講座について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考に。

【2023年】資格スクエアの弁理士講座の評判・口コミは最悪か最高か?

続きを見る

弁理士の予備校の通信講座のまとめ

 ぶっちゃけ今の通信講座の価格は安くなっています。

 筆者が受験生の頃は、大手予備校しか選択肢がなく、40~50万円くらい払いました。

 そのとき、業界未経験でしたが、短答試験に合格していたこともあり、うまく特許事務所へ転職できました。

 特許事務所へ転職して前職よりも月収当たり3万円以上はアップしてボーナスも含めて1年たたずして回収できました。

 

 今では、さらにその半額位の価格ですすめることができます。

 しっかりと勉強して1~2年で合格すれば、すぐに回収は可能です。

 

 弁理士への近道は、教材をすぐに準備して早いうちに勉強にとりかかることです。

弁理士の最大の難関は資格に合格するのではなく、実務を身につけることにあると思ってください。

実務を身につけるにあたり、資格合格は早めにすませておく必要があります。

そして、資格と実務の両方を備えると人生が楽になります。これは筆者の経験上間違いなく言えます。

 

 勉強は継続が重要ですが、行動も重要です。

 早いうちに教材を準備してすぐにとりかかることをおすすめします。(すでに受験を始めている同期もいることを忘れずに。)

おすすめの通信講座

「資格スクエア」

料金が安く、講座の質も高い。これ一本でも合格を狙える。
資格スクエアの弁理士講座のお申込みはこちらから!

【2023年】資格スクエアの弁理士講座の評判・口コミは最悪か最高か?

「アガルート」

料金が安い。民法対策もあるため文系出身者におすすめ。

アガルートの弁理士試験講座のお申し込みはこちらから!

【2023年】アガルートの弁理士の評判・口コミは最悪!?

「スタディング」

圧倒的な料金の安さ。論文対策に若干の不安があるが合格者あり。
スタディングの弁理士講座はこちらからお申し込みできます!

「LEC」

通信講座が合わず通学講座をとりたいならおすすめの老舗。

【2023年】LECの弁理士の評判・口コミは最悪か最高か!?

 弁理士に短期合格するための勉強法も紹介しているのであわせてご覧いただければと思います。

 

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