「知財・特許の転職に役立つ転職エージェントを教えてほしい」
「年代別・業種別におすすめの転職エージェントを教えてほしい」
こうした悩みに答えます!
この記事を書いている人
- ①弁理士。現在独立開業。
- ②ほぼ職歴なしで中小規模の特許事務所に入所(入所時「短答」合格)
- ③実務能力を高めるために別の中小規模の特許事務所に入所
- ④実務能力を身につけ大手法律事務所へ入所
- ⑤大手企業の知的財産部に勤務(1年間)
- ⑥筆者の弁理士の一発逆転談はこちら。
本ブログを通じて、転職エージェントに登録して成功した方もいらっしゃいます!
①45歳女性。業界未経験の方が大手特許事務所へ転職。
②28歳男性。業界未経験の方が大手特許事務所へ転職。
③49歳男性。実務経験者の方が大手特許事務所へ転職。
いずれの方も、転職エージェントの方がいわく、安心して実務を学びたいという気持ちで転職されたそうであり、希望が叶い、入職後も不満はないそうです。
転職の成功は、エージェントの方の功績によるものですが、本ブログも転職への最初の一歩として役立っているみたいで嬉しいです!
今回の記事では、知財業界に転職する方におすすめの転職エージェントを厳選して3つ紹介しています。
この記事を読めば、あなたの年齢・希望業種・経歴にあった転職エージェントを見つけることができます。
1.知財・特許の転職に役立つ転職エージェントは3つある
結論から言うと、知財・特許の転職におすすめの転職エージェントはタイプ別に3つあります。
ポイント ①リーガルジョブボード ※大手・中小と幅広く特許事務所に強い特許事務所向けエージェント。特許事務も対応。 ②JACリクルートメント ※知財業界に詳しい30代以降のハイクラス向けエージェント。 ③MS-Japan ※特許事務所を含む知財全般に強い士業向けエージェント。
これらはいずれも「無料」で1~2分程度で登録できます。
タイプ別に順番に解説していきます。
1.1.特許事務所向けエージェント
リーガルジョブボード は、特許事務所の内部情報に詳しい転職エージェントです。
特許事務所への転職の最大の過ちは、「特許事務所の内部情報がわからず入所後にミスマッチングした」というケースです。
これに対し、リーガルジョブボードは、特許事務所に詳しい転職エージェントであり、エージェントが実際に特許事務所へ足を運び、所長の人柄・未経験者への指導のやり方、事務所の雰囲気といったことを綿密に取材しています。
また、登録のある求職者も業界の方が多く、求職者からの口コミなどの情報も多くもっています。
このため、リーガルジョブボードを利用すれば、特許事務所に直接聞けないような情報も知ることができ、入所後のミスマッチングを防ぐことができます。
リーガルジョブボードは聞きなれないところですが、最近はよく特許のイベントのスポンサーにも名前を出しており、今知財業界の転職で最も勢いのあるエージェントです。
リーガルジョブボードの担当者である三島さんは、以下のツィートにもあるように熱い方であり、あなたの悩み・相談も丁寧にのってくれるでしょう。三島さんを含めた数名でエージェントは構成されています。
転職者の幸せを考えずに、内定が出やすい企業ばかり提案してきたり、「ここしかないですよ」と内定受諾を強引に進めてくるようなエージェントに当たったら、速攻退会orサポート終了の連絡をすべきだと考えてます。
— 三島善太@弁理士・知財専門キャリアコンサルタント (@LJB_Mishima) November 21, 2019
転職に失敗したくなければ、リーガルジョブボードへの登録をおすすめします。
リーガルジョブボードの三島さんに聞いた話では、
本ブログからリーガルジョブボードに登録して実際に入職した方がいらっしゃいます!
①45歳女性。業界未経験の方が大手特許事務所へ転職。
②28歳男性。業界未経験の方が大手特許事務所へ転職。
③49歳男性。実務経験者の方が大手特許事務所へ転職。
いずれの方も、安心して実務を学びたいという気持ちで転職されたそうであり、希望が叶い、入職後も不満はないそうです。
また、本ブログ以外にもリーガルジョブボードの登録して転職に成功した方は以下のとおりです。
➀34歳男性/弁理士/業界経験者/年収700万円→大手法律事務所/年収900万円スタート
②39歳男性/弁理士/業界経験者/年収800万円→中堅特許事務所/年収820万円スタート
③48歳男性/弁理士/実務経験者/年収650万円→中堅特許事務所/年収640万円スタート
④35歳男性/弁理士/実務未経験/年収500万円→大手特許事務所/年収616万円スタート
比較的高齢の方でも年収アップに成功していることがわかると思います。
また、入職後も求職者・事務所側とのコミュニケーションをとっているそうで、紹介だけして関係性を終えないようにしているようです。
会社のビジョンに『すべての働くを幸せに』を掲げており、入職後に求職者・事務所側双方が良好な関係を築けているかを一番大切にしているから、と三島さんはおっしゃっておりました。
聞きなれない方も多いですが、業界では結構有名です。詳しくはこちらをご覧ください。
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リーガルジョブボードを徹底解説|特許事務所を探すならおすすめの転職サイト
リーガルジョブボードはこちらのサイト から1分程度で無料登録できます。
リーガルジョブボードの登録のやり方を説明します。
まずは「会員登録」を選択します。
次に基本情報を入力します。
ここで「弁理士」の場合には「弁理士」を、「特許技術者」の場合には「特許技術者」を選択します。
あとはエージェントから連絡がくるので、チャットや電話、面談などで希望条件を伝えましょう。
リーガルジョブボードを利用した転職の流れ
登録が完了すると、担当者からメールがきます。
その後、ヒアリングを行い、希望条件などを伝えます。
すると、担当者が希望条件に合った企業・特許事務所を紹介してくれます。
私も利用しましたがリスポンスは速い印象です。
1.2.ハイクラス向けエージェント
JACリクルートメントは高年収の転職に特化している転職エージェントであり、海外、グローバルポジションの転職で実績がとても高いです。
JACリクルートメントでの求人の紹介は独特です。
通常、求職者に担当のエージェントがついて、そのエージェントから求人を紹介してもらいますが、JACリクルートメントの場合には、求人の担当のエージェントから直接紹介を受けます。
このため、転職で内定をもらう可能性も高いですし、エージェントから求人の内部情報も紹介してもらえます。
またヘッドハンティングもやっており、担当者がの質が高いことも特徴です。
高年収を目指すならJACリクルートメント一択です。
高収入の求人案件がずらりとならんでおり、知財業界の役職から特許技術者まで幅広いです。
JACリクルートメントはこちらのサイトから数分程度で登録できます。
JACリクルートメントを利用した転職の流れ
JACリクルートメントでは、まず履歴書・職務経歴書を送ります。
もし、企業・特許事務所が送った履歴書・職務経歴書に適う求職者がいれば、担当者を通じてスカウトがきます。
この点、リーガルジョブボードとは異なるので注意しましょう。
1.3.士業向けエージェント
知財への転職志望者の方には、企業知財部と特許事務所を両方受けようとする方もいると思います。
そういう方におすすめのエージェントがMS-Japanです。
MS-Japanは、弁理士・特許技術者向けの転職エージェントです。
MS-Japanの売りは、特許事務所だけでなく、企業知財部の求人も豊富にあるところです。
一方で、特許事務所の情報にも詳しく、弁理士であればぜひとも登録すべきエージェントです。
MS-Japanは、こちらのサイトから1分程度で登録できます。
希望職種は「知的財産」は「法務」から選択できます。
これで登録完了です。
MS-Japanを利用した転職の流れ
登録が完了すると、担当者からメールがきます。
その後、ヒアリングを行い、希望条件などを伝えます。
すると、担当者が希望条件に合った企業・特許事務所を紹介してくれます。
2.弁理士・知財系の年代別のおすすめの転職エージェント
エージェント名 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
①リーガルジョブボード | ◎ | ◎ | 〇 | △ |
②JACリクルートメント | △ | △ | 〇 | ◎ |
③MS-Japan | 〇 | 〇 | △ | △ |
年代別におすすめのエージェントをまとめると上の図のようになります。
- ①リーガルジョブボード ➤「40代」「未経験」でも転職実績あり。特におすすめ。
- ②JACリクルートメント➤「40代以降」のキャリアがある方におすすめ。
- ③MS-Japan➤20~30代で知財部への転職を考えている方におすすめ。
3.弁理士・知財系の業種別のおすすめの転職エージェント
弁理士 | 弁理士 | 特許技術者 | 特許技術者 | |||
エージェント名 | 未経験者 | 経験者 | 未経験者 | 経験者 | 企業知財部 | 特許事務 |
①リーガルジョブボード | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ | △ | 〇 |
②JACリクルートメント | △ | ◎ | △ | 〇 | ◎ | ✕ |
③MS-Japan | △ | △ | △ | △ | 〇 | ✕ |
業種別におすすめのエージェントをまとめると上の図のようになります。
- ①リーガルジョブボード ➤「特許事務所」志望者全般におすすめ。「企業知財部」と併願の方もあり。
- ②JACリクルートメント➤「弁理士」の経験者でキャリアアップを考えている方におすすめ。
- ③MS-Japan➤「企業知財部」志望者におすすめ。
4.弁理士・知財の転職エージェントのまとめ
もし今は転職する気がなくても転職サイト・エージェントに今すぐ登録しておくことをおすすめします。
理由は、今は少しでも転職したい気持ちがあっても、これから仕事でストレス・疲労が限界に達すると転職サイトに登録する気持ちがなくなってしまうからです。
気になる求人情報をストックしておけば、転職というセーフティネットがはれて、疲労などで限界に達する前に転職という手を打つことができます。
転職サイト・エージェントは登録無料です。
あなたの希望条件にあった求人が届くので今は転職しなくても登録しておきましょう。
ポイント ①リーガルジョブボード ※特許事務所に強い特許事務所向けエージェント。特許事務も対応。おすすめ。 ②JACリクルートメント ※知財業界に詳しい30代以降のハイクラス向けエージェント。 ③MS-Japan ※企業知財部志望者向けエージェント。