Rubyの入門を始めたい。
Ruby on Railsを独学で学習してWebアプリケーションを作りたい。
けど学習方法がよくわからない。
Ruby on Railsのおすすめの学習サイトと本を教えてほしい。
これからrubyとrailsの学習をはじめようと思っている方でこうした疑問をもっていませんか。
プログラミング学習の9割は途中で挫折していると言われています。
一方で、rubyの学習期間は200時間あればよいと言われています。
一見簡単そうで難しく見えますが、プログラミング学習、特にrubyとrailsについては学習のすすめ方がまちがっていなければ200時間あればOKです。
実際、筆者もゼロからrubyとrailsを学習しまして開発期間も含めて150時間でWebサービス「BrandAgent」(現在はWebサイト)を作りました。
そこで、本内容ではRuby入門者向けに、独学で学習時間1月で身につけるrubyとrailsの入門学習方法とおすすめのサイト、本、ツールを紹介していきます!
これを読めば挫折しにくく学習をすすめることができるでしょう!
ただし、プログラミングの独学は9割が挫折と言われています。
このため継続力がある方のみ独学をおすすめします。
もし不安なら現役エンジニアのメンターに相談しながらすすめることが確実です。そこでプログラミングスクールは十分にありです。
プログラミングスクールはいくつかありますが、現役エンジニアに相談できること、費用の安さ、授業の質などを総合的に見ればテックアカデミー一択といえるでしょう。
テックアカデミーのWebアプリケーションコースはこちらの記事でも解説しています。
-
テックアカデミーのWebアプリケーションコースの評判は最悪か最高か?
続きを見る
目次
- 1 1.Ruby入門者向けにrubyでできることを解説
- 2 2.rubyとrailsを独学で1か月で身につけるための入門ガイド
- 3 3.rubyとrailsの入門学習サイトのおすすめは5つある
- 4 3.rubyとrailsのおすすめの入門書を3つ紹介
- 5 5.rubyとrailsの入門者のためのおすすめの学習ツール
- 6 4.rubyで転職したい方はプログラミングスクールに通うべきか
- 7 入門者向けのRubyとRailsを独学で1か月で学習する方法のまとめ
1.Ruby入門者向けにrubyでできることを解説
rubyとは、プログラミング言語のひとつであり、railsはrubyを用いたWEBサービス・アプリケーションを開発し易くするためのフレームワークです。
rubyでできることは以下のとおり。
①Webアプリケーション(Railsを使って作れる。クックパッドなど)
②ブログサイト
③Webスクレイピング※ウェブサイトから情報を抽出するコンピュータソフトウェア技術
④ゲーム開発
筆者もまた、Webアプリケーションとして「BrandAgent」(現在はWebサイト。もともとはRailsで構築したオンラインサービスを作っていました。)を作りました。
Railsを使ってアカウント登録・領収書の作成・CSVデータの出力・統計・AIによる調査などが簡単にできます。
2.rubyとrailsを独学で1か月で身につけるための入門ガイド
rubyとrailsの入門者向けの独学の学習のすすめ方は以下のとおりです。
①入門の学習サイトをすすめる
②環境構築
③基礎・実践レベルの学習サイトをすすめる
④①と②を並行して本で確認
⑤Raisチュートリアルを一通りすませる
⑥実際に開発
①と③の過程ではひたすら写経をすすめることをおすすめします。
本は用意したほうがおすすめです。写経で学んだことを寝る前に本で確認しておくと理解度が深まります。
ひととおり、①~④まで終わらせたら実際に開発に進めます。
①~④までを1か月ですすめるための効率的な学習サイトを以下に紹介していきます。
3.rubyとrailsの入門学習サイトのおすすめは5つある
それではまず学習サイトを紹介していきます。
①Progate(月額¥980)
②ドットインストール(月額¥1,080)
③Let’sプログラミング(無料)
④UdemyのはじめてのRuby on Rails入門(¥16,800➤¥1,610)
⑤Railsチュートリアル(WEBテキスト¥980。動画解説¥29,800)
筆者は、①と②を1か月ですませ、④を購入し(¥16,800)、⑤のテキストと動画解説を購入しました(¥30,000ほど)。④はなくてもいいかなと思います。
おおよそ¥50,000くらいの予算でしたが効率よく勉強できました。
なお、①~⑤のいずれもメンターなしで自分で問題点を解決する必要があります。
もし不安ならスクールかオンラインで質問できる講座を選択することもありです。
候補としては、以下の3つがあります。
- 職業訓練校に通う(無料)
- プログラミングスクールに通う(無料体験あり。)
- 格安のオンライン講座を利用する
職業訓練校であれば無料で利用できます。ただしメンターの質を上げたいならプログラミングスクールをおすすめします。
プログラミングスクールはいくつかありますが、現役エンジニアに相談できること、費用の安さ、授業の質などを総合的に見ればテックアカデミー一択といえるでしょう。
テックアカデミーのWebアプリケーションコースはこちらの記事でも解説しています。
-
テックアカデミーのWebアプリケーションコースの評判は最悪か最高か?
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では学習サイトの手順について解説します。
rubyとrailsの入門学習サイト①Progate(月額¥980)
Progateは、スライド式であらゆるプログラミング言語を学ぶことができる学習サイトです。
Progateの特徴は以下のとおりです。
①どれかで学んでも月額980(本を揃えるよりコスパ最高)
②敷居が低く挫折しない
③敷居が低いが実践的
④環境構築が不要(用意してくれている)
Progateでは、RubyとRailsの解説が豊富になり、Raisチュートリアルとも連携しているので必須といえます。
ぶっちゃけあらゆる言語の解説本を購入するとそれだけで¥5,000以上はいきますが、どれをやっても月額980円なのでめちゃくちゃお買い得です。
なるべく何週も繰り返すのではなく、一通りやって1~2週間ですませることをおすすめします。
やるべきコースは、Ruby、RubyonRails5、CommandLine、Git、SQL、HTML&CSS、JavaScript、JQueryの8つです。
時間がない人は、Ruby、RubyonRails5、CommandLine、SQL、HTMLの5つだけでもOKです。
CommandLineは、キーボードだけを作ってファイルを作ったり、サーバーを立ち上げたりすることをいいます。
例えば、Windowsの場合、コマンドプロンプトを使って、「rails s」を入力するとローカルサーバーを立ち上げることができます。
SQLは、データベースを操作する言語であり、WEBサービスの開発にデータベースは必須ですのであわせて覚えておきましょう。
CSSについては、実際にRailsチュートリアルで学びながら覚えたり、実際に開発していく中で覚えていってもOKです。
むしろCSSはやりすぎないことをおすすめします。
JavascriptとJqueryはサイトに動きをつけたいときに使います。
ただし、railsにはgemと呼ばれる便利なツールがあって、これらの知識がなくても動きをつけることができるので、必ず覚えないといけないというものではないです。
Gitはチームで開発する時に必要な言語です。また、開発したアプリケーションをネットで公開するときにも使います。
まずは、Ruby、RubyonRails5、CommandLine、SQL、HTMLの5つをしっかりと学びましょう。
Progateは繰り返し学習しないこと
Progateは敷居が低く、入門者に優しすぎるサイトなのでどうしても何度も繰り返し学習しがちです。
しかし、Progateはプログラミング入門書が初心者へステップアップするためのツールなので、何度も繰り返しやっても実践的な力は身につきません。
完璧に覚える必要はありませんし、一通りやったら次へ進みましょう。
環境構築のやり方はProgateから学ぶ
ここで、一通りやった後は、開発環境を構築しましょう。
開発環境の構築はAWSなどのサービスを使って構築できますが、無料でやりたいならあなたが自分で構築することをおすすめします。
構築のやり方はProgateの解説が一番わかりやすいのでこちらを参考にしましょう。
rubyとrailsの入門学習サイト②ドットインストール(月額¥1,080)
ドットインストールでは、RubyやRailsの解説サイトが豊富に用意されています。
Raisではミニブログの作り方を解説しています。
Progateから④Raisチュートリアルにすすめていくのもありですが、理解を深めたい、チュートリアルに行くのはまだ早いかもと思ったらドットインストールをおすすめします。
必ずしもすべてをやる必要はなく、RailsだけでOKです。
Railsだけだと2~3日あれば完了します。
理解の確認という位置づけでやることをおすすめします。
rubyとrailsの入門学習サイト③Let’sプログラミング(無料)
もしあなたが無料で学びたいというのなら、Let'sプログラミングのサイトをおすすめします。
ただし、このサイトはProgateやドットインストールのようにスライド式、動画で解説するものではありません。
WEBテキストのような感じです。
知識の確認で見てみるとかそういう位置づけになると思います。
rubyとrailsの入門学習サイト④UdemyのはじめてのRuby on Rails入門(¥16,800➤¥1,610)
この動画はRubyとRailsの解説動画です。
railsでは、メモアプリのようなものを作ります。
この動画の特徴は、Progate・Railsでは、開発までで実際にネットに公開する(デプロイ)について解説されていないのに対し、デプロイの方法も解説していることです。
ただし、デプロイのやり方はチュートリアルでも学べますし、Qiilaのサイト(「【初心者向け】railsアプリをherokuを使って確実にデプロイする方法【決定版】」でも解説されています。
このため、必ず必要というわけではなく、チュートリアルに行く前の最終確認という位置づけでやるならおすすめです。
筆者の場合、価格が¥16,800しまして正直この価格は高すぎでしたが今は1/10と手頃な価格となっており余裕があるなら購入してみるのもありです。
だいたい2~3日で終わります。
rubyとrailsの入門学習サイト⑤Railsチュートリアル(WEBテキスト¥980。動画解説¥29,800)
Raisにはありがたいことに一通りの基礎が学べるサイトがあります。
それがこのチュートリアルでRailsを学習している人はほとんどやっていると思います。
これは、最終的にtwitterのようなアプリ開発を目指します。
開発だけでなく、Gitの使い方やデプロイの使い方、テストエラーのやり方などすべてがこれで完結します。
このため、エンジニアを目指す方にとっても、必須といえるでしょう。
ただし、残念ながら動画は有料です。
筆者は動画を購入しましたが、動画の購入はおすすめです。
第9章のメール送信のやり方あたりから仕組み・構造が複雑になっていきます。
テキストを読んでもちんぷんかんぷんでしたが、動画では図解で丁寧に解説されており、理解が深まりました。
動画自体はボリュームがありすぎなのですが、第9章あたりからテキストを読んでも理解できなくなってしまうと思うのでこのあたりの動画を見ながら勉強すると効率的です。
チュートリアルはあなたが開発するときにもまた見直するので、何週もせず、1週で終わらせましょう。
というのも、あなたが作りたいものを開発する過程でまたチュートリアルを見直すことになりますし、そのときに学んでいったほうが効率的だからです。
Git、デプロイ、テストエラーは後回しでOK
チュートリアルではGit、デプロイ、テストエラーについても丁寧に解説していますが、これらもやりこむと膨大に時間がかかります。
Git・テストエラーについてはあなたが転職してチームで開発したい場合以外はそれほど重要でないです。
これらは後回しで次へ進めるのが効率的です。
これにより、1か月のスパンで終わらせることができます。
3.rubyとrailsのおすすめの入門書を3つ紹介
おすすめの本を3つ紹介します。
①RubyonRails5速習実践ガイド(マイナビ)
halm前提で解説しており、初心者にとっつきにくいですが、Railsの仕組みなど学ぶこともできますし、チュートリアルにはない実践的な内容を学べます。
特にメール送信、検索機能の実装は役に立ちました。
②Webを支える技術(技術評論社)
HTTP、RESTなどRaisを支える仕組みを学ぶことができます。第1部だけでも読む価値ありです。
③SQLゼロからはじめるデータベース操作(ミック著)
SQLの学習におすすめの本です。ネットからも調べますが、復習用におすすめです。
5.rubyとrailsの入門者のためのおすすめの学習ツール
ツールも紹介します。どれも無料です。
①エディタ「Atom」
コーディング用のエディタツールです。
色分けされていて、見た目でエラーを確認できます。
②データベース「DB Browser」
あなたが開発したアプリのデータベースを確認できるツールです。
ただしSqliteのローカル開発のみで本番環境(Herokuでデプロイする場合)で使えません。
③Windowsの方(PowerShell、Ubunts)
Windowsの場合、touchなど一部のコマンドを入力できないのですが、コマンド入力できる範囲を広げてくれます。
PowershellはWindows10なら付属していますがUbuntsはインストールが必要です。
④Heroku
開発したものを公開するときにサーバーとデータベースが必要ですが、そのサーバーとデータベースのレンタルサービスとしておすすめなのがHerokuです。
あるデータ量までは無料でおすすめです。
ただし、SSL化・独自ドメインを使いたい場合は有料です。
有料といっても月1,000円ほどです。
4.rubyで転職したい方はプログラミングスクールに通うべきか
rubyは独学で身につけることができ、Webサービス・アプリケーションを作ることができます。
このため、まずは独学で作りたいものを作ってみてはいかがでしょうか。
もし独学が難しいようであればプログラミングスクールで学ぶのもありかもしれません。
プログラミングスクールはいくつかありますが、現役エンジニアに相談できること、費用の安さ、授業の質などを総合的に見ればテックアカデミー一択といえるでしょう。
テックアカデミーのWebアプリケーションコースはこちらの記事でも解説しています。
-
テックアカデミーのWebアプリケーションコースの評判は最悪か最高か?
続きを見る
入門者向けのRubyとRailsを独学で1か月で学習する方法のまとめ
rubyとrailsはエラーになってもググれば解決しやすいので初学者でもとっつきやすくおすすめです。
また、チュートリアルで一通りのことが学べるのでコスパよしです。
学習サイトで一通りやってすぐに開発にすすめましょう。