プログラミング

プログラミングの独学勉強法【150時間の勉強時間で身につける方法】

プログラミングの独学勉強法【150時間の勉強時間で身につける方法】

「プログラミングを独学したいけれどできるのかなあ。

「プログラミングを独学で勉強する進め方を教えてほしいなあ。

「おすすめの言語とサイトや挫折しないコツも教えてほしい。」

プログラミングをこれから勉強しようと考えている方はこうした疑問をもっていませんか。

実は筆者も今年5月にプログラミングの勉強を始めようと思ったときにこういう疑問をもっていました。

そして、筆者は学習サイトから学び、0から毎日7~8時間勉強を継続して2か月ちょいでWEBサービス「BrandAgent」(現在はWebサイト。以前はRailsで構築していたオンラインサービスを作っていました。)を立ち上げています。

プログラミング勉強開始からWEBサービスの開発までは2週間~3週間であり、ぶっちゃけ勉強時間は150時間もかかっていません。

通常、プログラミングの勉強時間は200時間と言われており、その勉強時間を達成できず挫折する方がほとんどです。

このため、プログラミングの独学で挫折しないためには、効率のよい勉強方法をみにつけることが重要です。

では、どのように独学でプログラミング学習をすすめてきたのか。

本内容では、初学者向けにプログラミングを独学で150時間以内で勉強する方法を解説していきます。

本内容は、筆者のような個人でWebサービスを開発したい方や、プログラミングの知識をつけたい方に特におすすめです。

 

ただし、プログラミングの独学は9割が挫折と言われています。

このため継続力がある方のみ独学をおすすめします。

もし不安なら現役エンジニアのメンターに相談しながらすすめることが確実です。そこでプログラミングスクールは十分にありです。

プログラミングスクールはいくつかありますが、現役エンジニアに相談できること、費用の安さ、授業の質などを総合的に見ればテックアカデミー一択といえるでしょう。

テックアカデミーのWebアプリケーションコース(Ruby on Rails)はこちらの記事でも解説しています。

独学勉強法に適したプログラミング言語

まず、プログラミング言語のあらゆるものが、独学で勉強できるというわけではありません。

プログラミング言語の中でも、初学者で独学できるものと独学が困難なものとがあります。

そこで、独学の勉強法に先立ち、独学でも勉強できるプログラミング言語を紹介します。

独学で勉強できるプログラミング言語の中でもおすすめは以下のとおりです。

1.ruby(RubyonRailsで何でも作れます!)

2.PHP(WEB系限定ですが一番難易度の低いプログラミング言語と言われています)

3.Python(AIに強い言語で高収入・将来性の高い言語です)

4.Javascript(汎用性が高く、初心者におすすめです)

これらのいずれかのプログラミング言語にくわえて、さらにマークアップ言語と呼ばれる言語も習得する必要があります。

5.HTML(Webページで文章を書くための言語)

6.CSS(Webページにデザインをほどこすための言語)

7.Bootstrap(CSSのコーディングを簡単にするための言語)

さらに、Web系のアプリ・サービスを開発するにあたり、データベースに関する知識も必要です。

8.SQL(データベース言語)

こんなに覚えるのか、と思われるかもしれませんが、プログラミング言語のどれかを重点的に身につけ、マークアップ言語とデータベース言語は、広く浅く身につければOKです。

筆者は、マークアップ言語のCSSについては、全然ですが、それでもネットで調べたりすることで自分が作りたいデザインを作れています。

データベース言語も同様であり、わからなかったらその都度、ネットで調べればOKです。

むしろ、マークアップ言語・データベース言語に時間を割くと、非効率でいつまでも終わりません。

プログラミング言語のどれかを一本にしぼり重点的に勉強しましょう。

プログラミングを独学で身につけるのに200時間の勉強時間が必要

プログラミングの勉強時間(0から独学で身につけてアプリが作れるまでの勉強時間)は200時間と言われています。

参考「プログラミングの学習時間って?200時間でアプリ開発までできる時短4ステップ

しかし、筆者は、おおよそ150時間以内でRailsを学び開発までたどりつきました。

 5月11日~プログラミング勉強を始める(勉強時間6~7時間)

 5月28日(すみませんはっきりと覚えてないので適当です)くらいに開発に着手。

 17日×6.5=110.5時間ほど。

 150時間もかかっていないことは確かです。

 そこから毎日7月11日くらいまで継続。

 おおよそ2か月なので60×6=360~400時間で(学習と開発を完了)

これは別に自慢とかそういうものでなく、独学で効率的に勉強すれば150時間で完了できる、ということが言いたいのです。

ではその効率的な勉強法を以下に解説します。

プログラミングを独学で150時間以内に勉強する勉強法(サイト・本も紹介)

プログラミングを独学で150時間以内に勉強する方法は以下の4ステップをとります。

①まず、作りたいものを決める

②入門レベルのサイトを一通りやる

③基礎レベルのサイトを一通りやる

④作りたいものを作る

ポイントは、まず作りたいものを決めておき(目標の明確化)、学習サイトは繰り返しやらずに一通りやればOKということです。

そして、すぐに作りたいものの開発に着手します。

作りたいものを作っていく過程で、本格的にプログラミング言語を身につけていく、というものです。

逆に学習サイトを何度も繰り返していくと時間がかかりますし、実際に作っていく過程で、いかに学習サイトで身につけたことが使えないかを知ることになります。

そうすると、時間の無駄ばかりではなく、挫折しやすい原因にもなりますのでおすすめしません。

以下、詳しく解説します。

①作りたいものを決める

まずは、あなたがプログラミングの勉強をして何を作りたいのかを決めましょう。

何の目的もなく、プログラミングの勉強をしてもゴールがないので終わりを見つけることができず、途中で挫折しやすくなります。

筆者の場合、弁理士で商標出願代行のオンラインサービスを作りたいという明確な目標があったので、挫折せずに続けることができました。

最初に何を作りたいのか、目標を決めておくことはとても重要です。

ただし、非現実的な、壮大な目標はやめましょう。

例えば、市販のような3Dゲームを作りたいといった非現実的な目標を目指すと、いつまでたっても完成せず、挫折しやすくやめたほうがよいでしょう。

 現実的なレベルで何かを作りたいという目標を決めておくことが重要です。

②入門レベルのサイトを一通りやる

目標が決まったら、すぐに入門レベルのサイトで学習しましょう。

入門レベルのサイトとしては以下のものが挙げられます。

1.「ドットインストール」(動画形式の解説。基本無料。一部有料¥980/月)

2.「プロゲート」(スライド形式の解説。基本無料。一部有料¥1,080/月)

このうち、「プロゲート」の場合は、開発環境を構築することなく始めることができておすすめです。

一方、「ドットインストール」では、あなたが「Ruby」「PHP」「Python」のいずれかを学習する場合、あなたは開発環境を構築する必要があります。

このため、すぐにとりくめるプロゲートの方がとっかかりやすくおすすめです。

プロゲートでは、以下のコースを勉強しましょう。

 ・あなたがやるプログラミング言語(RubyなどRailsもやりましょう)

 ・HTML&CSS

 ・CommandLine

 ・SQL

プロゲートを一通り終えたら、繰り返し学習することはやめましょう。

目標は、1~2週間であり、1か月以内で解約すれば980円で全ての言語を習得できます。

一通り終えたら開発環境を構築してみましょう。

Rubyの場合、プロゲートでは開発構築について解説されておりおすすめです。

 

開発環境の構築が難しければAWSの構築ツールを利用してみるのもありです。

もし、学習を終えてまだまだ不安であれば、ドットインストールで足りないところを補充しましょう。

③基礎レベルのサイトを一通りやる+本で復習

入門レベルのサイトを一通り終えたら次は基礎レベルのサイトにすすみます。

基礎レベルのサイトとしては、以下のものがあります。

Udemyの有料教材

Railsチュートリアル(Rubyの場合。ツィッターに似たWebアプリを作ります。)

基礎レベルのサイトを選ぶポイントは、あなたの目的にあった講座かどうかです。

なお、Rubyの場合には、RailsチュートリアルだけでOKです。

基礎レベルのサイトで学習するとき、全てを丁寧にやるのではなく、あなたが作りたいものに関連しているところだけを重点的にやればOKです。

例えば、Railsチュートリアルでは、デプロイとテストエラーもありますが、これらはあとまわしでOKです。

テストエラーは正直、おもしろみがないので途中で飽きやすいです。

それよりもどんどん進めていきツィッターのようにものを作っていけば面白味がましてやる気を継続できます。

さらに本で復習することもおすすめです。

おすすめの本を以下に紹介しておきます。

おすすめの本を3つ紹介します。

①RubyonRails5速習実践ガイド(マイナビ)

halm前提で解説しており、初心者にとっつきにくいですが、Railsの仕組みなど学ぶこともできますし、チュートリアルにはない実践的な内容を学べます。

特にメール送信、検索機能の実装は役に立ちました。

②Webを支える技術(技術評論社)

HTTP、RESTなどRaisを支える仕組みを学ぶことができます。第1部だけでも読む価値ありです。

③SQLゼロからはじめるデータベース操作(ミック著)

SQLの学習におすすめの本です。ネットからも調べますが、復習用におすすめです。

④作りたいものを作ってみる

基礎レベルのサイトは、1通りすませたら 最後に、自分が作りたいものを作っていきましょう。

あなたが作りたいものを作る過程で、基礎レベルのサイトをもう一度見直することが多いですし、何週もするのは非効率です。

 

このステップが最も時間をかけるものです。

実際に作っていくと、頻繁にエラーの連続でうんざりするかもしれませんが、このエラーを一つ一つ解決するときが最も成長するときです。

めげずに、エラーのコードをそのままコピペしてググって解決していきましょう。

これの繰り返しです。

ググれば、ほとんどのケースでプログラミング系サイトやQiitaに答えが書いています。

プログラミングの独学の勉強法に写経が重要である話

入門レベルと基礎レベルのサイトでそれぞれ学ぶときに、サンプルコードを写経(書き写すこと)をおすすめします。

プログラミングの場合には、コピペでもできますが、コピペばかりすると実際に身につきにくいです。

プログラミングも言語であり、漢字や英語を書いて覚えるのと同様に、実際にあなたが書いていくことで理解が深まります。

プログラミングの独学の勉強法に挫折しないためのコツ

最後にプログラミングの独学に挫折しないコツをお話しします。

コツは以下のとおりです。

①現実的なレベルで作りたい目標をあらかじめ決めておくこと

②短期集中。学習期間は2~3カ月にとどめておくこと

③エラーでググるは習慣づけること

④ツィッターで今日の積み上げで作業を報告

①と②はすでにお話ししたので省略します。

③について、実際に開発すると毎日がエラーの連続です。

うんざりですが、エラーでググることを習慣化して抵抗感がおさえられます。

このため、毎日プログラミングの学習はやったほうがよいです。

1~2日さぼると、エラーが出て面倒くさいなという気持ちが強くなり、やらなくなって結局挫折しがちだからです。

④については、これはちょっとしたおまけのようなものですが、ツィッターでハッシュタグをつけて#今日の積み上げで報告することを習慣化します。

実際に僕もやっており、人に見られることで、さぼりにくくなるという効果があります。

もしあなたがツィッターをやっているならぜひためしてみてください。

 

ただし、もし独学が難しいようであればプログラミングスクールで学ぶのもありかもしれません。

プログラミングスクールはいくつかありますが、現役エンジニアに相談できること、費用の安さ、授業の質などを総合的に見ればテックアカデミー一択といえるでしょう。

テックアカデミーのWebアプリケーションコースはこちらの記事でも解説しています。

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プログラミングを独学で150時間の勉強時間で身につける勉強法のまとめ

以上、プログラミングの独学についてお話ししましたが、進め方は以下の①~④がとても重要です。

①まず、作りたいものを決める

②入門レベルのサイトを一通りやる

③基礎レベルのサイトを一通りやる

④作りたいものを作る

2~3カ月あれば習得できてプログラミングはコスパがよいと思うのでやってみようと思ったら行動してみてください。

 

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