プログラミングを学習をはじめようと考えているけど、どのプログラミング言語を学ぼうか迷っていませんか。
難易度・将来性・年収・・・選び方は人によってさまざまです。
一番よいのはあなたが作りたいものに合ったプログラミング言語を選ぶことですが、学習のしやすさや将来性、学生や社会人の方なら転職できそうかなど学ぶ基準もさまざまです。
そこで、本記事では、難易度、将来性、年収のしやすさの4つを基準に初心者におすすめのプログラミング言語をランキング形式で紹介します!
本記事を読めば、あなたに合ったプログラミング言語を見つけることができるでしょう!
以下では、プログラミング言語の中でも人気の高い「C」「C++」「C#」「Java」「Javascript」「Go」「Swift」「Ruby」「Python」「PHP」にしぼってランキング化しています。
目次
1.プログラミング言語のおすすめランキング2021年
プログラミング言語のおすすめのランキングは以下のとおりです。
学習のしやすさ(難易度の低さ)・将来性・年収を総合評価しています。
第1位 Python
Pythonは、初心者でも比較的手ごろに学ぶことができ、しかも将来性や高い年収を見込めます。
Pythonの特徴としては以下のとおりです。
①文法が単純
②ライブラリやWEBフレームワークが充実している
③ゲーム開発に向いていない
①と②から、Pythonは初心者でもあつかいやすい言語といえます。
一方、ゲームを開発した人には向いていない言語です。
Pythonの得意分野は以下のとおりです。
①機械学習などの人工知能の最先端分野の開発
②データ解析・分析ツールに使われています。
③WEBアプリ
ゲーム開発には不向きですが、PythonはAI分野やマーケティング分野など広い分野で使われています。
もしあなたがこれらの分野で開発したいものがあれば、Pythonはおすすめです。
第2位 JavaScript
Javascriptは、プログラミング言語の中でも初心者が最も使いやすい言語であり、将来性・年収の高さも他のプログラミング言語よりも高い傾向にあります。
Javascriptの特徴は以下のとおりです。
①Webページの動作
②Web・スマホアプリ開発
③ゲーム開発
①について、Javascriptはユーザの操作により、WEBページに動きをつけることができます。
例えば、WEBサイト上の写真を、指定のボタンをクリックすることで変更したりできます。
また、メルカリなどは、Javascriptで開発されており、Webアプリやスマホアプリにも向いています。
さらにJavascriptはCanvas(グラフィック描画)とHTMLを組み合わせてゲーム開発をすることもできます。
第3位 Go
Goは、高い年収が見込めやすく、初心者でもとりくみやすいGoogleにより開発された言語です。
Goの特徴は以下のとおりです。
①Webアプリを開発できる
②コマンドラインツールインターフェース(CLI)により動作するアプリ制作にも向いている
③Webサーバーを簡単に構築できる
④文法が平易
第4位 Ruby
Rubyもまた、プログラミング言語の中でも初心者が最も使いやすい言語です。
将来性についてはランクは低めですが、年収の高さは他のプログラミング言語よりも高い傾向にあります。
rubyの特徴は以下のとおりです。
①Railsというフレームワークを使えば、なんでもできる
②機械学習にも対応
Railsを使えば、WEBのあらゆるアプリ・サービスを作ることができます。
クックパッドやTwitterなどはrubyで作られています。
筆者もまた、Railsを使って商標出願の必要書類を自動で作成できるWebサービス「BrandAgent」を作り上げました。
筆者の150時間で身につけたRubyとRailsの学習方法はこちらです。
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【Ruby入門】RubyとRailsを独学で1か月で学習する方法
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第5位 Swift
Swiftは、高い年収が見込めやすく、初心者でも扱いやすいiOS向けの言語です。
Swiftの特徴は以下のとおりです。
①文法が平易
②高速で安定性も高い
③書いたコードをリアルタイムで確認できる
第6位 PHP
PHPも初学者にとっつきやすい言語ですが、将来性や年収などは低めです。
PHPの特徴は以下のとおりです。
・WEB系にしか使えない
・ブログ(特にワードプレス)やECサイトを作れる
第7位 C#、C、C++、Java
「C#」「C」「C++」「Java」は、初心者にとっては難しいです。
「C」は、家電、ロボットなどの組み込み系や家庭用ゲーム機に使用され、「C++]は「C」の上位互換の位置づけです。
「C#」は「Unity」という3Dゲーム作成開発ツールで採用されており、ゲーム開発に強いです。
「Java」は、WEBシステムだけでなく、組み込み系など大きい業務を開発するときに使われます。
ただし、「C#」「C」「C++」「Java」は最下位としましたが、難易度が高いものの、将来性・年収は高い傾向にあります。
そこで、以下では、難易度・将来性・年収を個別に分けてランキング形式で紹介していきます。
2.プログラミング言語の難易度ランキング
プログラミング言語の難易度については、下記のサイトを参考に総合評価して、ランク形式としてています。
ランクがAに行くほどレベルが高いことを示しています。
①Geekroid マイナビが運営しているITエンジニア向けのサイトですhttps://mynavi-agent.jp/it/geekroid/2020/04/post-225.html
②TECH CAMP 現役エンジニア監修のプログラミングスクールサイトです
挫折せずにすすめられるのは、「PHP」「Ruby」「JavaScript」あたりがおすすめです。
これらは、いずれも文法が簡単で、エラーなどで困った時も解説本・ネットの情報が満載なので挫折しにくいです。
特に、この中では、やれることの範囲が広い「Ruby」「JavaScript」あたりがおすすめです。
一方、「C言語」「Java」「C++」あたりは高度なものをつくれますが、開発に時間がかかったり、言語使用が複雑であったりと初心者には向いていません。
3.プログラミング言語の将来性ランキング
将来性ランキングは、以下のようにして評価しました。
TIOBE Softwareによる2020年5月のTIOBE Programming Community Indexの公開データから、「C」「Java」「Python」「C++」「C#」「JavaScript」「PHP」「Swift」「Go」「Ruby」を抽出。
公開データのインデックスはどれだけ話題になったかを数値化したものであり、将来性の指標としました。
上図のとおり、「C」と「Java」は人気の高さがうかがえて、将来性の高いプログラミング言語といえます。
しかし、初心者がこれらを習得することは難しいです。
そこで、もし将来性を基準にプログラミング言語を学ぶのであれば、次にランキングの高い「Python」が難易度も手ごろでおすすめです
4.プログラミング言語の年収ランキング
Hrog(人材業界メディア)の年収ランキングをもとにしています。https://hrog.net/report/career/82292/
年収の高さの指標として、求人年俸額下限平均のデータを使用しています。
求人年俸額下限平均が高いということは年収が高くみこめることを示しています。、
あまり大きく差の開きはないですが、「Go」「Python」「Swift」あたりは年収が高く、求人掲載件数も高くおすすめです。
5.プログラミング言語のおすすめランキングのまとめ
プログラミング言語として初心者におすすめなのは、「Python」「Javascript」「Go」「Ruby」あたりです。
もしこれを読んで、あなたにあいそうなプログラミング言語が見つかったら、次に独学でプログラミング言語を学習するやり方を見てみましょう。
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